以降回は大体が役となり、だの暴れだのだのだのだの散々なに。
ただこの解釈だと「アンシーと俺は愛し合っている」「まだ俺を苦しめるのか」など、暁生とアンシーの個人的な思い入れの描写がうまく説明しきれない。
そのため現在では幼いウテナに語ったように無力な存在となってしまった。
それでは「良くなかった」のだ。
彼の決闘に当てられた名前は、1回目が「友情 amitie 」、2回目が「選択 choix 」、3回目が「関係 relation 」。
なお、このの1曲はである。
彼女の父親が彼女に性的な虐待を加え、母親は見て見ぬふりをした。
第2巻 (2003年10月10日発売)• 自分から切り離した自己を手に入れることによって、彼らは初めて一人の人間になり現実に行くことができる。
これは物語で表している通り、「アンシー=花嫁=女性性(の中の受動的な部分)」である。
このアンシーの言葉が正しいとすると、鳳学園はウテナとは何の関係のない場所だ、ということになる。
合唱曲「絶対運命黙示録」など、かつて率いる「」で音楽を担当していたの的楽曲を採用した事も、独特の世界観を作り上げる大きな要因となった。
決闘の際に胸に挿す薔薇の色は水色。
黒薔薇のデュエリスト(くろばらのデュエリスト) 御影草時により心の闇を解放させられ、決闘に参加させられることとなった者達。
ウテナの助言により達也は若葉に想いを告げようとするが、若葉には意中の人(=寮に居候させている西園寺)が他にいると知り、悩みを相談しに根室記念館を訪れる。
9話で西園寺は「柩の中の少女=ウテナ」と「アンシー」をかなり混同して話している。
漫画版「アドゥレセンス黙示録」ではウテナとアンシーが「外の世界」へ脱出しようとした際に二人を決闘広場に閉じ込め、無数の薔薇を操ってウテナを生き埋めにしようとし、アンシーの前に幻影となって現れ二人が外の世界へ出るのを阻もうとするが、最後はアンシーの意志によって幻影を撃破され消滅した。
出版社:小学館(フラワーコミックスアニメ版) ゲーム攻略本• 演出 - 金子伸吾、高橋亨• 作画監督 - 林明美• このパラダイムシフトによりストーリーは大きく動き出し、ウテナの「花嫁」にして暁生と関係しているアンシーやウテナに恋する冬芽をも揺るがせ、 怒濤の第四部「黙示録編」へと流れ込んでいくこととなる。
そしてそこに重要なギミックがある。
最後は完全に暁生の傀儡と化している事を示唆するようなシーンに映った後、一切登場しなくなった。
だがエントランスホールに飾られていた黒薔薇のデュエリストの写真を見て御影が暁生の婚約者・香苗や親友の若葉をはじめとする黒薔薇のデュエリスト達を操っていたことを知り「やっと帰ってきましたね」「僕を捨てたこと、後悔しなくていいんです」と、彼女を受け入れる姿勢の御影を殴り倒し、左腕を締め上げ、薔薇の刻印を持つことを確認すると決闘を挑んだ(勝利者が参加者に決闘を挑むのは、アニメ版ではこの件が最初で最後)。
七実に従い、冬芽に近い存在(決闘などで)のウテナやアンシーに嫌がらせをしているが、本当は自分も密かに彼に憧れており、いつも七実と行動をともにしているのは七実の忠臣として仕えることで、少しでも冬芽に接近しようとしている為である。
暁生「アンシーか?」 アンシー「ええ」 兄と通話するアンシーの表情は、煌めく眼鏡に隠れて見えない 恐らくこの時のアンシーは ウテナに失望した瞬間だった 暁生「そこで何をしていた?」 アンシー「星を見てました」 暁生「今夜はきれいな星空だ。
冬芽とは旧知の間柄であり親友であると同時にライバルとしても意識していたが、次第に彼の表裏が激しい人間性を信頼しきれなくなり、現に幾度も彼の謀略によって貶められ関係が悪化したが、そういった徹底した利己主義こそが彼の強さであることを知る冬芽の数少ない理解者であり、後半以降は歪ながらもお互いに歩み寄り関係を修復しようとする姿勢が見られ、物語終盤では冬芽の心境の変化もありかつての少年時代の信頼関係を取り戻しているようであった。
当初は鳳学園の女子生徒の制服を着用していたが、冬芽がウテナに負けて部屋に閉じこもってからは兄に代わり生徒会をまとめるようになり、決闘のときに着用した黄色い上着に黒いズボンの制服を常に学園内でも着用するようになった。