まったく天上天下唯我独尊なヤツだから、なにを言っても無駄だよ」 ほら、なんだかイヤな奴を ピリッと気の利いた言葉でやっつけたみたいな かっこいい感じになってしまいます。
人種も性別も差別ない。
(私も信心とは無縁ですが、ときどきお釈迦様に会いに行っています。
だが何億兆年よりも永い間には、絶対にない、とは誰も言い切れない。
と、天上天下唯我独尊という壮大な逸話を作り上げてブッダは誕生しました。
他に追加するものとは、学歴・財産・名誉・家柄など個人に外的に付随するものだけでなく、個人の美醜や健康状態など個人に直接に付随しているものも指します。
「天上天下唯我独尊」はどなたのお言葉? 「 天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)」という言葉をご存じでしょうか。
ブッダの本来の意味は、「悟りを開いた人」という意味。
それは4月8日のことでした。
お釈迦様は『雑阿含経』(ぞうあごんきょう)に、有名な「 盲亀浮木の譬」(もうきふぼくのたとえ)で説かれています。
神道的に解釈すると、神様から魂をいただいている(=ミタマ分け)ので、当然、全ての個人が尊いのですが、釈迦の教えにはこのことも含まれていると思います。
お釈迦様が生まれられた時のエピソードからお話しいたしましょう。
そのたった一つの尊い目的を教えられたのがお釈迦様なのです。
この解釈をしている人に「 なぜ命がそのままで尊いんですか?」と聞いたら、大した答えは返ってこないでしょう。
「 唯」一つのことを「 説」かれる為であったということです。
お釈迦様といえば世界の三大聖人にも数えられるお方です。
仏教用語では「てんげ」になり、 また、辞書にもこの読み方でのっているので こちらが一般的な読み方でしょう。
今日、四大聖人、三大聖人といわれても、必ずお釈迦さまの名前が挙がります。
その迷いを出る方法は、仏教を聞いて、阿弥陀如来の本願力によって、迷いの根元を絶ちきって頂くしかありません。
そして、たとえ作り話だったとしても それだけのことをしたと伝えられるくらい お釈迦さまは人々からありがたがられていた、ということにもなりますね。
では、本当は「 天上天下唯我独尊」はどんな意味なのでしょうか? 3.浄土真宗の意味 天上天下唯我独尊は、色々なお経に説かれていますが、その代表的なは、『 修行本起経』です。
スポンサーリンク よくされる誤用 さて、この天上天下唯我独尊というのは、ごぞんじの通り、 とっても誤用されることの多い言葉でもあります。
きれいごとのように聞こえるかもしれませんが 同じようなことを歌った 「世界で一つだけの花」という歌が大ヒットしたり、 アドラー心理について書かれた「嫌われる勇気」という本にも 「存在しているだけで価値がある」と書かれたり、 なによりこのお釈迦さまの教えや 天上天下唯我独尊という言葉が 2千年以上も語り継がれているのが、 このような考えが大事なことをあらわしているでしょう。
四苦というのは、人間に生まれたからには誰もが直面しなければならない、生、老、病、死のことで、『 阿含経』をはじめ、至るところに説かれています。
十人の話を同時に聴いて答えることができた。
「天上天下唯我独尊」の原文における続き 「三界皆苦吾当安此(三界はみな苦なり、我まさにこれを安んずべし)」とは、「三界(さんがい)はすべて苦悩でしかないが、それでも私の心は安らかだ」という意味で、「三界」とは下から順に、人間の本能的な欲に支配されている「欲界」、美しい物質だけが存在する「色界」、あらゆる欲や物質を離れた精神世界「無色界」のことで、人は絶えず三界のいずれかに生まれ変わるとされています。
要度众生生老病死,此是常法。
そして、この言葉には続きがあることをご存じでしたか? 漫画でこの言葉に興味を抱いた、この言葉を知ったという方は、興味ついでに、一緒にこの言葉を紐解いていきましょう。