日曜東京5R(芝2000メートル)に出走するジェニーアムレット(牝、父ディープインパクト、美浦・加藤征)は、追い切りを重ねるごとに素軽さを増してきた。
5F68秒3-39秒6-12秒9。
5代血統表 2002 鹿毛 [][] Halo系 1986 青鹿毛 [][] 1969 黒鹿毛 [][] 1958 黒鹿毛 1953 鹿毛 1975 鹿毛 [][] 1963 栗毛 1964 鹿毛 1991 鹿毛 [][] 1980 鹿毛 [][] 1969 鹿毛 1971 鹿毛 1977 鹿毛 [][] 1963 栗毛 1971 鹿毛 2010 鹿毛 [][] FNo. 4角も先頭で直線に向き、直線は馬場の中ほどから押し切りを計るも、内から追い込んで来たスノークォーツにクビ差交わされて2着。
ちなみには、昨年10月が締め切りの3歳馬5大競走特別登録で、だけでなく、とにもエントリーしていた。
記者が担当厩舎として取材を重ねてきたもそうだったが、3歳春の時点でどこにも不安のない牝馬などいるはずがない。
1差) 騎手:M・デムーロ(54キロ) 4角4番から好発を決めてハナへ。
丁度半分を過ぎたあたりで、後方からアレンシュタインがポジションを押し上げてハナを奪った。
ここら辺からペースが一気に上り、ジェニーアムレットは4角2番手で直線。
とにかくスタミナが豊富だから、よどみない流れからの消耗戦に持ち込んだほうがこの馬の良さが生きるし、そういった流れになれば本質的な能力差が出るからね」 加藤征調教師 最大の武器=スタミナを存分に生かせる消耗戦になれば、他馬との実力差がより浮き彫りになるというわけだ。
とにかく長い距離がいい馬。
昨年11月の新馬戦 東京芝2000メートル でクビ差2着に敗れた後、2戦目に選択した今年2月の未勝利戦の舞台はと同じ東京芝2400メートル。
師は「ビュッと切れる感じはしないものの、長くいい脚を使えるタイプだね。
実戦を2回経験した分の体力アップは当然あるし、追い切りの動きも現状としては申し分ない。
しかも7ハロン目から11秒6-11秒3-11秒9と3度の11秒台を刻む、息の入らない流れ。
7差) 騎手:三浦皇成(54キロ) 2枠3番からハナへ。
一つ上の異父兄は芝の長距離で3勝を挙げ、今年の菊花賞に出走(15着)したダノングロワール。
勝ち時計2分26秒3は翌日のゆりかもめ賞 3歳1勝クラス を0秒6上回る。
超スローでうまく逃げたが、最後は勝ち馬の決め手に屈した。
上り3Fは36. 「左前の球節にまだ弱いところがあって、現状はレース間隔を空けながらの出走になっているけど、幸い今は脚元も落ち着いている。
改めてレースを振り返ると、そのすごさが浮き彫りになる。
スタミナ• 最終追いは美浦Wでフルフィル(2歳未勝利)と併せ、手応え優勢で1馬身先着した。
「前走は途中でペースダウンをさせず、この馬に合う競馬をしてくれました。
いい感じです」と目を細める。
そこで牡馬相手に4馬身差圧勝を演じてみせた。
立川敬太 東京スポーツ. 牝馬クラシック第1冠のは、前年暮れのからのぶっつけ参戦だった、の再度のワンツー決着で幕を閉じた。
Contents• 牝馬同士なら重賞でもやれる力はあると思っていますよ」とトレーナーは手応え十分に言葉を続けた。
楽しみしてますよ」と素質の高さを評価しながら、デビュー戦白星発進を期待していた。
そう、だ。