音を出さないで、指の準備をして、息の強さ、タン ギングを考えて、確実に出せると思う人は立ちま しょう。
そう思いなおすと、どうですか。
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~授業の楽しさ・「わかる」~ 講座92 大阪府音楽教育研究大会 記念講演 「授業デザインの提案」? ぜひ、この難しい課題に取り組まれることをお勧め します。
また、大会3年生の授業では、気持ちを込めて歌う フレーズのところにハートマークを貼って全員が共有できる ように工夫していました。
音楽的感受というのは、「音や音楽を特徴づけている 要素を聴きとり、聴きとった要素の働きが生み出す 曲想を感じ取る」ということなのです。
合唱曲では歌詞に作詞者のメッセージが込め られ、作曲者がその思いをさらに発展させる ように、リコーダーの曲の場合も同じなのです。
ところが、楽譜が4段に分かれていることで、富士山の 形をイメージしにくく、また曲の山も分かりづらいのです。
このつまづきを解消するためにも、導入時期に しっかりと習熟させておきたいですね。
授業を行う場合、まずは全員を参加させることが 欠かせません。
・一太郎のファイルは圧縮ファイル(zip)となっております。
《鑑賞》の領域においても、楽曲を分析したり、聴く ポイントを身に付けておく「わかる」活動が「できる」に つながります。
「見えないものを見せる工夫」が必要なことをお分かり いただけましたでしょうか。
ですから、「指の動きを気持ち速めに動かそう」 と指示することで、演奏がスッキリします。
例えば、「拍」について教科書 教育芸術社版)をみて みると… 1年生では「拍を感じて遊ぼう」、2年生では「拍のまとまり を感じ取ろう」、3・4年生「拍の流れにのってリズムを感じ とろう」…と目標が変化していますが、基本となる「拍」は 変わっていません。
自分の話で恐縮ですが、音楽物語「くじらぐも」 の最終曲「いつまでもともだち」でも、左手の 音の動きを止めて、同じ音を連続して使って いるのですが、これは「時間が流れても、環境 が変化しても、いつまでもともだちという思いは 変わらないんだよ…」というメッセージを込めた からなのです。
授業への参加意欲をかきたてなければ、始まりません。
「指導案」を授業の流れの中で5段階に分けるメリット はここにあるのです。
【講座67】でお話ししましたが、 以前「学んだこと」を応用 する学習 …子どもは、3年生になるまでに学んだことを 生かそうと一生懸命なのです。
グループがそれぞれ輪になって歌う場面があったの ですが、子ども達同士感想を発表する場面もありま せんでした。
「指導案」の流れの中の「できる」「楽しむ」活動の 中で「共有化」が図れるようにしたいところですね。
子どもたちの座席配置は妥当か。
良好な師弟関係を築くことで、子ども同士のコミュニ ケーションが芽生え、育ちやすくなります。
「ラ」と指を動かして みてください。
それが、基礎基本の定着、学力保障になるのです。
一人ずつ吹いていくと、息の強い子や弱い子など いることでしょう。
リコーダー導入期での学習の「共有」について 導入期のリコーダー指導で、よく目にする光景は、全員が 前を向き、指導者の伴奏や合図に合わせて一斉に リコーダーを吹いている場面です。
そこで、楽譜を前半後半それぞれ1段ずつに書き換える ことで、富士山の形がはっきりと見て取れるようになり、 「曲の山」がよくわかります。